中国におけるボランティア活動

中国で、ボランティアというと、若者によるボランティア活動のイメージがあります。

事例1 老人ホームに訪問している大学生、入所している高齢者から書道を教えてもらっています。月に2回に来てくれています。すっかり先生と生徒の役割になれて、微笑ましい風景です。その他の近辺の高校、大学生も定期的に来てくれます。

ボランティアと直接関係がないですが、同じ施設内の風景をご紹介:以下の写真:左一:中国の高齢者施設で良く行われている介護予防活動:麻雀 左から二:日常生活写真で作られているカレンダ―(上手く利用すれば、回想法などできるかも知れません) 左から三:薬剤師専属の部屋

   事例2 芸術学校の学生 定期的に高齢者施設へ訪問演出。

本格的な踊りや歌などを披露し、高齢者たちもいつも楽しみにしています。

   事例3 有名美容院の美容師、月1回提携している老人ホームへ無料で理髪サービスを提供します。

いずれ若い方、定期的に行われています。もちろん、中高年のボランティアがいますが、若者の方が目立ちます。

若者がボランティア活動に積極参加する背景はなんでしょうか

1、小学校から定期的に地域でボランティアをします。たとえば団地の掃除や、花壇のゴミ拾いなど、学校による呼びかけもありますが、知らないうちに習慣になっています。

2、高齢者への尊敬の念を強くもっている

例えば、電車やバスにのると、高齢者に積極的に席を譲ります。

3、事前ボランティアの研修や制約が未だないので、ボランティアになるハードルが低い

 

中国は日本のような専門的な介護技術を学ぶ所はとても多いですが、これから地域に役に立つボランティア活動は、お互いに学ぶ合ところがあるかもしれませんと思っています。