上海において、高齢者人口が毎年20万人増。2020年までに高齢者数は500万人に到着する見込み。その内、重度要介護者は3%,凡そ15万人の見込みです。
上海華東師範大学 2008研究資料より
自宅で入浴環境が整ってない高齢者の方への入浴場所(シャワールーム)の提供は以前からありました。重度要介護者への訪問入浴が2013年上海でスタートしました。日本で介護保険前によく使われる簡易浴槽のようなサービスの提供は多く、訪問入浴サービスをご利用いただいた時の心身共にリ ラックスできる気持ちよさとその効果は、中国現地でも好評されています。
2017年上海三つの区で長期介護保険スタートしました。政府に認定されるサービスの一つとして訪問入浴の市場も拡大していく見込みです。
以下、中国(上海)における訪問入浴の一例をご紹介します。
寝たきりの方は簡易浴槽を使い、利用者様の自宅のベットの上で入浴介護を行うのは一般的です。
自立の方はシャワー室でシャワーを浴びます。
訪問入浴車も最近見えるようになりました。
しかし、コストや道路事情により、普及するまでは時間が掛かる見込みです。
料金について:
簡易浴槽:350RMB(5,900円)一回
入浴車: 600RMB(10,000円)一回
中国においてどんな訪問入浴が理想的なのか、常に考えている今頃です。
知恵がある方、是非ご連絡ください。